業務内容

Works

コンクリートを流し込むための枠を作る職人を型枠大工といいます。型枠の施行によってコンクリートの品質や精度を左右します。日本の建築物の安全神話を支える重要な仕事です。

施工図面から柱・壁・梁・スラブそれぞれの寸法を計算し、現場で組み立てる型枠を作るための加工図を作図します。

加工図をもとに加工センターにて、コンクリートパネル・桟木を使用して型枠を作ります。弊社では、資材置き場があるため、必要な資材の管理と加工を行ってから現場に配送しております。

型枠を設置するために、施工図面をもとに柱や壁の位置を出し、墨を打ちます。墨つぼを用いて墨で表示することから「墨出し」と言われています。現在では、レーザー照射器でレーザー光をあてその線に沿って直角、水平を確認することもあります。

加工センターで作った型枠材を墨に合わせて組立てていきます。コンクリートを打設する際に発生する圧力に耐えられるよう、頑丈に組み立てます。

型枠にコンクリート流し込む作業です。打設中は枠にかかる圧力が強いため異常がないかを常に点検します。

コンクリートが固まったら型枠を外します。取り外した型枠は上の階へスライドさせるか、搬出されます。